新年度を迎えてのつぶやき
春本番というよりもなんだか初夏のような温かい日が続く中、4月を迎えましたね。
春と言えば、万物が蘇生する新たなはじまりをおぼえさせる清々しい季節ですよね。
また、新年度がスタートしてなんとなく社会も活気がついて新たな門出を賑わう時期でもあります。
しかし、今年は去年に続き新型コロナの感染拡大が再び猛威を振るい不安と重い空気の中でのスタートを余儀なくされているようです。
大坂府をはじめ全国的に新規感染者が急増し、コロナウイルスの第4波が襲来したと危機感が募っています。
先日、大阪府や兵庫県、宮城県などで「まん延防止等重点措置法」の施行に踏み切りました。
大坂府は緊急事態宣言の対象から外れたのが3月1日なので、その後4週間しか経っていないのにまん延防止等重点措置に踏み切らざるを得なくなったことに、日本中が大きな不安と危機感が漂っているのが現状ですね。
他でもなく、東京都をはじめ関東1都3県においては、緊急事態宣言が解除されてまだ1週間ほどしか過ぎていないにもかかわらず、すでに新規感染者が明らかに増加傾向にある現実を目の当たりにして、関東1都3県においてもまん延防止等重点措置に踏み切ることは時間の問題との認識が深まっているようです。
このように、新型コロナウイルスの猛威による第4波の襲来に危機感が増す中、新年度がスタートしたのですが、4月以降私たちの暮らしに関わるサービスや仕組みが変わるらしいですよ。
すでに報道されているのですが、商品やサービスの価格を表示する際、消費税を含んだ総額を示すことが義務付けられるのです。以前のように「本体価格+税」の表示から消費税込みの価格表示に変わるのです。
これって消費者に都合がいいことなのかよくわかりませんが、あのユニクロは税抜き価格をそのまま税込み価格にすることで実質値下げをするそうです。今のコロナ禍のご時世からすると、大変喜ばしいことで、他のところでも追随していただければと思いますよね。
ところが、逆に原材料価格の値上あがりや円安進展による輸入価格の値上げを受けて全般的には実質値上方向になっているようです。
たとえば、食用油や電気料金は値上げが決まっているようですし、コンビニのATM利用手数料なんかも値上がりするそうですよ。 しいては、介護や福祉サービスの料金も値上げされるようです。
その反面、コロナ禍で経済が低迷する中、国民年金、厚生年金ともに支給額が引き下げられ、年金受給者の収入は減ることになるらしいですよ。
こうしてみると、全体的には家計にとって負担が大きくなるような気がしますね。
そうでなくてもコロナの影響で生活に打撃を受けているだけに、一層負担が増すとなると見通しが良くはないですよね。
いずれにしても、不安と負担が共存しながら私たちの暮らしを脅かすように新年度がスタートするのですから気が重くなるばかりで、とでも清々しい気持ちにはなれませんね。


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