感染症とウイルスについての豆知識(1)
昨今、毎日のように新型コロナウイルスについて耳にしているのですが、この機会にウイルスのことや感染症についての理解をもつことが大切ではないでしょうか。
自粛や「ステイホーム」の要請にもかかわらず、「自分は大丈夫」という過信というか危機意識が希薄なところもあってか、ついつい出かけてしまうことも少なくないと思います。
スーパーに買い物に出かける場合や、ちょっとした用足しにコンビニに立ち寄る場合でも、「大丈夫でしょう」という思い込みが作用してか、心の奥底には他人事のように思ってしまうことも、決して少なくないのではと考えます。
先日のブログでも感染力と抵抗力を高めようと呼びかけたのですが、私たちにとって
この機会にウイルスや感染症についての理解をしっかりと持つことも必要だと思います。
正直、自分自身もよくわかってないこともあり、この機会にちゃんとした理解をもっておくべきだと思い、調べてみたので簡単にまとめてみました。
専門家ではないので一般的なことくらいしかわかりませんが、参考になれば幸いです。
まず、感染症とは何かいうことなんですが、簡単に言えば病気をおこす小さな生物である病原体が体内に侵入して、症状が出る病気のことなんです。
病原体は大きさや構造によって、おもに細菌やウイルス、真菌などに分類されるようですが、寄生虫も病原体に含まれています。
それらの病原体が体に侵入しても、症状が現れる場合とそうでない場合があって、感染症になるかどうかは病原体の感染力と、体の免疫力と抵抗力とのバランスで決まるそうです。
今、問題になっている新型コロナウイルスの場合、感染者のうち経路不明の感染がかなりの比率を占めているのを考えると、比較的感染力が強いと考えられますね。
病原体の感染経路は一般的に、接触感染、飛沫感染、空気感染、媒介物感染に分けられます。
接触感染は文字通り、感染者に直接接触することによって感染することです。
飛沫感染は咳やくしゃみで飛び散ったしぶきを吸い込むことで感染することです。
インフルエンザなんかはその例ですね。
空気感染は空気中をとびかう微細な粒子を吸い込むことにより感染する場合です。結核や風疹などがそうです。
最後に、媒介物感染とは汚染された水や食品、あるいは昆虫などを介して感染することです。汚染された水が原因でおこったコレラや食品による食中毒などがこれにあたります。蚊によるマラリアなどもそうですね。
では、感染の病原体になるウイルスや細菌とはどういうものなのかということなんですが、それについては次のブログで整理してみます。
あまりにも基礎的なことで恐縮ですが参考になればと思っています。
みなさん、「ステイホームウイーク」を頑張りましょう!
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