「withコロナ」の危険な予兆

2020年7月24日

緊急事態宣言が解除されてから1か月が過ぎました。
しかし、この間のコロナ感染状況をみると危険な予兆を感じてなりません。

この間の感染状況をみると、27日現在、全国で約1600人、なかでも東京都は842人の新規感染者が発生し、全国感染者の過半数を占めています。
東京都の感染者は24日55人、25日48人、26日54人、そして今日の27日は解除後最多となる57人になりました。
コロナ禍の真っ只中であった3月下旬並みの高止まりが続いており、確実に増加気勢にあると言えるでしょう。

東京都は感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」を11日に解除しましたが、感染は収まるどころか増加傾向にあるのです。
解除前の2週間に比べ、解除後の2週間の感染者はほぼ倍増しており、感染経路不明率も直近の1週間は45%以上が続いているのです。
そのうえ、「夜の町」関連以外に職場内のクラスター感染という新たな問題も出てきています。

市中感染が広がっているとは言えないとの見方や、第2波という状況ではないという専門家の見解もあるようですが、危険水域に達していることには間違いないと言えるでしょう。

社会全体としては、深刻化している経済の回復に軸足を移す流れのなか、「コロナとの共存」(「withコロナ」)が強調されていますが、コロナの感染拡大をどれだけ防げるのか、今後の行方が大変気がかりですね。

現在の感染状況に、危険な予兆を感じているのは私だけなんでしょうか。

経済的に見ても絶対的地位にある東京発の「コロナ感染第2波」は、経済全体に与える影響を考えても絶対に阻止すべきだと切に願う次第です。

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