新型コロナウイルスの感染、拡大の一途に思う

2020年9月19日

国内の新型コロナウイルス感染者がついに1万人を超えました。
予測はしていたものの不安が増すばかりですね。
諸外国にくらべ、比較的まだ少ないとは言え、感染拡大の途上にあると思うと恐怖感が増してくる思いです。

私のブログでも再三、ふれてきたのですが感染拡大防止のための対処が後手にまわってきたそのつけがあらわれているのだと思います。
とりわけ、感染者が3千人を超えた東京都においては、3月中旬までは1日あたりの感染者が多い日で10人台だったのが、3月20日あたりから急増し、4月に入ってからは連日100人台で推移しました。しかも経路不明の感染者が6割~7割に達しました。

東京オリンピック・パラリンピックの開催如何が検討され、当初、予定通りの開催を主張していたJOCや主催都市である東京都の思惑が作用してのことなのか、感染拡大防止への取り組みが北海道や大阪府にくらべ遅れたように思います。
東京五輪の延期が決まった翌日の3月25日、ようやく都知事の記者会見を機に都民への自粛要請が発せられたのを振り返って思うと、都の対応が遅れたことに対し疑念をもってしまいます。

正直、北海道でいち早く緊急事態対策を発していたころ、東京都をはじめ首都圏においては、全体の雰囲気がなんとなく危機意識というか恐怖感がまだ薄かったように記憶しています。それ故、多くの人たちが自粛要請に対し、真剣に取り組む姿勢が足りなかったように思いますね。
その結果、4月に入ってから東京都の感染者が急増し、しかも感染者のうち、経路不明の感染者や若い層の感染者の比重が増えてきたのだと思います。

いずれにせよ、現在の感染拡大の実情を見る限り、東京都において自粛効果がまだはっきりと出ているとは言い難いですね。
今一度、国民みんなが気を引き締め、心を一つにして決死の思いでコロナとの闘いに取り組むべきではないでしょうか。
頑張りましょう!


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