新型コロナの後遺症、見逃すな

2020年9月19日

新型コロナウイルスの感染が世界中を恐怖に陥れてから、はや半年以上が過ぎようとしています。
コロナ感染の症状やコロナにかかった時の恐ろしさは、この間度々伝えられてきましたが、回復した後の後遺症については、それほど知らされてこなかったのではないでしょうか。

感染者について統計的にもある程度の傾向性が出てきたためか、最近にきてコロナの後遺症についても注目が集まり、世に伝えられて来ているように感じます。
そんな中、とある記事を読んで少しびっくりしたこともあり、コロナの後遺症について簡単にふれてみたいと思います。

最近にきて、中国やアメリカ、そしてイタリアなどから新型コロナの後遺症に関する報告が出されているようです。
それらによると、新型コロナから回復した後も多くの患者がなんらかの症状を訴えており、特に倦怠感や呼吸苦などの症状が続いていることが多いようです。
「体がだるい」「胸が痛い」「息苦しい」「動悸がする」などの症状を訴えている人や、それらの慢性症状に悩ませている人達も少なくないようです。
その他、関節痛、咳、鼻炎、味覚障害、頭痛、食欲不振、めまい、下痢など様々な症状がみられるようです。

イタリアからの報告によると、新型コロナから回復した後も、約87%の患者が何らかの症状を訴えているそうです。
また、中国では退院した後も呼吸器に何らかの異常が残っている事例がかなりの頻度で出ており、重症患者の場合、退院一か月後も半数以上が呼吸機能の後遺症がみられているという報告があります。

このように、コロナから回復した後も苦しんでいる人達が多いことがわかりますね。

具体的な統計が出ていないのでわかりませんが、日本でも決して例外ではないと思います。

無症状で済んでいる感染者もいるということですが、反面多くの患者が感染により命を落としていることも事実であり、重篤で生死をさまよった患者も数え切れないほどに達しているばかりでなく、回復した後も多くの人が苦しんでいるということを決っして忘れてはならないでしょう。

はっきり言えることは、新型コロナは感染した時だけでなく、回復した後も多くの人を悩ませる恐ろしい感染症だということです。

東京都をはじめ全国的に感染再拡大の様相をみせている今、もう一度コロナの怖さを直視し、感染対策を徹底させることが大切ではないでしょうか。

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