緊急事態宣言再発令に思う

2021年9月21日

明けましておめでとうございます。
今年も私のブログ、よろしくお願いします。

旧年中はまさにコロナではじまりコロナで幕を閉じた1年であったと言っても過言ではないほど、コロナに振り回された年でありましたね。
年末年始は、いつになく不安の中で静かに過ごしていたのですが、案の定でコロナ感染は爆発的な拡大と言ってもおかしくないほど、増加の一途をたどりました。
感染者は過去最多を記録し、重症患者も過去最多の状況で最悪の事態を招いてしまいました。

年が明けても治まる気配はなく、きょうも東京をはじめ過去最多の感染拡大を招いており、なによりも医療崩壊が現実化しており危機的状況に陥ってきておりますね。

そんな中、ついに緊急事態宣言が再び発出されるようになったのですが、すでにその中身に対して物議をかもしているようです。
とりあえずは東京都をはじめ関東の1都3県に対して、局部的、限定的な緊急事態宣言になるそうですが、関東のみならず、関西や他の地方都市でも感染が急拡大しており、全国的な緊急事態になりかねない状況だと言えるでしょう。

このような状況を踏まえて感じるのは、なによりもまずは「対応が遅い」ということです。
すでに、昨年12月の段階で感染拡大のスピードが増してきているにもかかわらず、政府や自治体は強いメッセージを発することなく、呼びかけや要請を繰り返してきただけで静かにしているようにと、まるで自己責任のもとで対応をせまるような、まったく無策であったと言っても言い過ぎではないでしょう。

やっと重い腰をあげるように宣言を発出するかたちになったのですが、次に思うのは緊急事態宣言の中身が中途半端な感じがしてなりません。
緊急事態宣言の効果が疑問ですね。
今や東京都や関東だけの問題ではないと思いますね。全国で6000人の新規感染者が出ている状態では局部的な緊急事態ではないはずです。
段階を踏まえて緊急事態宣言を地域的に広げて行くつもりなのかも知れませんが、それでは一層拡大していく結果を招きかねないと思うのですがね。

やはりもっと強い中身にするべきではないでしょうか。
政府は一貫して経済を回しながらのコロナ対応を強調してきたのですが、この状況において経済へのアクセルを踏みながらブレーキを同時に踏むようなやり方では効果は半減するしかないのではと思いますね。
経済をいち早く立て直すためにも、今はコロナ対応を最優先すべきではないでしょうか。
そのためには、徹底したコロナ対策が不可欠と言えます。
そのための緊急事態宣言であるはずが、その中身は中途半端なものでしかなく緊急事態宣言を発出するまでもないのではと思ってしまいますね。

要するに、すべてが後手後手であり、中途半端な対応であるというのが率直な感想ですね。

新年早々不安が増しておりこんな時こそ、政府の強いリーダーシップが大切ではないかと思いますが、かえって不安が増すばかりに思っているのは私だけでしょうか。

いずれにしても、今年こそコロナとの闘いに終止符をうち、新たな前進を求めて希望をもって進むしかないと思いますね。

 

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