コロナ感染、第3波も想定すべき

2020年9月19日

報道によると、感染症学会理事長が、先日開かれた学会の学術講演会で新型コロナ感染の現状を「第2波の真っただ中いる」との見解を示しました。

第1波であった3月末から2ヶ月間で感染者が約1万5千人であったのが、今回の6月末からの2ヶ月間で、すでに4万人弱の2倍以上にのぼる感染者が出ていることがその根拠として考えられます。

地域別にみても、東京都、愛知県、大阪府、福岡県、沖縄県などをはじめ、各地でほぼ2倍以上の感染者が出ているのです。

厚労省の12日時点の公表によると、6月以降の入院者は6千人を超えており、4月末時点の5627人を上回っています。重症者も8月に入って沖縄県や大阪府など8府県で急増しており、深刻さが増してきています。

このような状況にあるにも関わらず、行政府は4月の緊急事態宣言当時とは状況が異なっているとして、現時点の感染状況を「第2波」と認定することを避けているようです。
状況の違いが何かははっきりわかりませんが、おそらく重症者が少ない、若年層の比率が高く軽症者や無症状の感染者が比較的多い、病床数がひっ迫していないなどの理由による判断ではないかと思われます。

しかし、現時点では重症者が4月時点に比べ、約半数にとどまっているのは確かでありますが、今後どういう事態に広がりをみせるのか、医療崩壊につながる事態も懸念される緊迫した状況にあるのは否定できないでしょう。

にも関わらず、現段階を感染第2波であることを認めようとせず、強力な対策を打ち出そうとしない政府の対応には首をかしげてしまいますね。

第2波の致死率が第1波の10倍に達したとされる、あの100年前のスペイン風邪の時の状況を今一度思い起こすべきではないでしょうか。勿論、今回の新型コロナも同じコースをたどるとは決して言えませんが、最悪の事態を想定しながら慎重かつ適切なかじ取りが必要ではないでしょうか。

そして、より憂慮せざるを得ないのが、このままでは秋冬を迎えて第3波への再々拡大に繋がりかねないということです。

自然環境からすると、第2波よりも第3波の方がもっと心配ですよね。
今は「コロナと熱中症」ですが、その次は「コロナとインフルエンザ」という、より厄介な対応に迫られることになることは間違いないでしょう。
そういう意味では、第2波の段階でコロナ対策を万全にしておくことが不可欠ではないでしょうか。

 

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