新型コロナウイルス,未知との闘いに思うこと

2020年3月27日

昼夜、コロナウイルスの話題で持ちきりの昨今ですがここまで拡がるとは想定外ですね。

世界は今、目に見えないこの新型コロナウイルスとの過酷な戦いに強いられていますが、見通しがつかないことが何よりも厄介なことだと思いますね。

社会的な常識として上手くいくこともあれば、思うようにいかないことは誰しもが経験することではありますが、今回のこの事態は異常としか言いようがないですね。未だ終息の見通しがつかないですからね。

終息どころか、一向にしずまりをみせず感染拡大の一途をたどっている状況ですから。
日本国内でもすでに感染者が800人を超えており約30名の人がなくなっています。世界に目を向ければ感染者は17万人に達しようとしており、死者は6500人を超える勢いです。WHOのパンデミック宣言があらわしているように、事態は深刻の一途をたどっているとしか言言いようがないですね。

経済への影響も深刻な状況になりつつあります。
連日のように、金融市場の動揺は目を離せない状態にあります。
ニューヨーク市場のダウ平均の株価が3000ドルを下げることなど、かつてないことが起こっており、世界の市場が史上まれにみる暴落状態に陥っています。勿論、日本も例外ではなく3年ぶりに1万7000円台を割り込む事態になっています。深刻なのは下がれば上がるだろうという予測がつけられないでいることですね。いわゆる底が見えないでいることです。

実物経済においてもあらゆる分野で影響が出始めていますね。
観光業をはじめ、消費全般がかなりの落ち込みをみせており、コロナの副作用は、当面はこれから拡大の一途をたどると予測されています。
世界各国でそれへの対応に追われており、かつてない規模の財政出動も辞さない構えのようです。

もうこれは未知との闘いであり、ある種の自然との戦争とも言えるでしょう。
いずれにせよ、ここまで拡がるとはだれが予測できたでしょう。
人的にも、経済的にもこんなに深刻な影響を与えるとはだれが予測したでしょうか。

ある意味、ウイルスに対する人類のが征服度がまだまだ未熟であり多くの課題がまだまだ残されていることのあかしであることには間違がいないと思われますね。
そういう意味では、これを機に世界の英知をしぼり研究を進め人類の繁栄のため尽力していくことが切に望むところですね。

聞くところによると、とある大学の微生物研究グループが新型コロナウイルス患者血清中に含まれる抗ウイルス抗体の検出に成功したという朗報もあるようですが、一日も早く診断法の確立や試薬キットの開発とその実用化を目指して頑張って欲しいですね。


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